ダイエットできる水とうたって硬水を販売しているのをよく見かけます。
それを見るたびに思ってしまいます。
「下剤入りの水飲むのと一緒だ」
硬水と軟水は水に含まれているカルシウムやマグネシウムの量によって分けられます。
ミネラルウォーターのラベルを見てみると、「硬度」という項目がありますが、この硬度というのは「カルシウム濃度(ミリグラム/リットル)×2.5+マグネシウム濃度(ミリグラム/リットル)×4.1」で算出された数値です。(アメリカの基準と同じ)
単純に硬度が高いほどカルシウム・マグネシウムがたくさん入っているということで間違いありません。
硬度の高いミネラルウォーターがほとんど輸入品です。
その理由はカルシウムやマグネシウムが水の中に溶け込むには長い時間がかかるので、日本のような短い川では海外ほど水にカルシウム等が溶け出す時間が足りないためです。なので国産の水は軟水がほとんどです。
そんな軟水を昔から飲んでいる日本人が硬水を飲むとなると体が受け付けないでしょう(平気な人もいます)
つまり下痢になるんです
実はマグネシウムは下剤にも使われています。
毎日下剤入りの水を飲み続けて健康にダイエットができると思いますか?
photo by:
Tambako the Jaguar